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gihyo.jpUpdated Oct 30 14:16

Entire Launches Free Private Repository Hosting, Adds AI Review and Cross-Session Memory

English text is being prepared.

AI summary

On October 26, 2026, Entire added free direct private repository hosting to its human-AI collaborative development platform, allowing users to use it without keeping the original repository on GitHub. The platform also offers agent-based code review and a Continuous Memory feature that lets AI agents in new sessions refer to policies established in previous sessions; hosting is free, and billing is based only on the amount of AI model usage by agents. The accompanying EntireDB stores complete copies of repositories by region to distribute read load, and is planned to be open-sourced within a few months.

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AI score 66

Entire has brought private repository hosting, AI review, and cross-session memory into a single platform, offering a window into how the agent-assisted development toolchain is being integrated.

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Entireは2026年10月26日、人とAIエージェントの協働に向けた開発プラットフォーム「Entire」に、プライベートリポジトリを無料で直接ホストする機能を追加した。これまでのGitHubミラーに加え、GitHubに元のリポジトリを置かずに利用できるようになった。エージェントによるコードレビューや、以前のセッションで決めた方針や試した方法を新しいセッションのAIエージェントが参照する機能も提供する。ホスティングは無料で、同サービス上で実行するエージェントにはAIモデルの使用量に応じて料金がかかる。

共同創業者兼CEOのThomas Dohmke氏は、発表にあわせたX投稿で、エージェントがコードの作り方を変え、開発ツールやワークフローの半分が変わったとし、残る半分も追い付く時期だと述べた。続く投稿では、Gitホスティングの分散化、エージェント間でのセッション記録の共有、レビュー結果を次の修正に活かす仕組みを紹介している。Entire自体の開発にもEntireを使ってきたという。

Agents reinvented how we produce code. It changed our tools and half of our workflow. It’s time for the other half to catch up. Today, we’re shipping Entire: the Git forge for agent-human collaboration. We’ve built @GoEntire using Entire. Now we want to see what you'll build with it.

Here’s why and what’s different. 🧵— Thomas Dohmke (@ashtom) October 26, 2026

CLI⁠、GitHubミラーを経て独立した開発基盤へ

Entireは2026年2月10日、新会社として、人とAIエージェントが協働する開発プラットフォームの構想を発表した。同時に、最初の製品としてオープンソースのEntire CLIを公開した。Checkpointsという機能で、プロンプトやツール呼び出しなどのセッション情報をGitのコミットに結び付け、変更の経緯をたどれるようにした。

7月8日の発表では、GitHubの公開・非公開リポジトリをEntireへミラーする機能を案内した。GitHubを元の保存先とし、利用者が選んだ地域のEntire上にコピーを置くことで、そのコピーからコードを取得できるようにした。そして今回の発表で、GitHubに元のリポジトリを置かずに、Entireだけでホストする選択肢が加わった。

プライベートリポジトリを無料でホスト

Entire上のリポジトリはWeb画面やCLIから作成できる。利用者は主となる地域を選び、必要に応じて他地域にも複製を配置する。10月26日の発表時点では米国、欧州、インド、オーストラリアで提供している。直接ホストする対象はプライベートリポジトリで、公開リポジトリへの対応も予定している。

リポジトリの説明では、GitHubミラーへの通常のpushはGitHubへ転送されるのに対し、Entire上で直接ホストする場合は読み取りも書き込みもEntire内で処理するとしている。

料金説明によると、Entireが課金するのは同サービス上で実行するエージェントのAIモデル使用量で、ホスティングなどその他の機能は無料で利用できる。エージェントの利用には前払いクレジットを使う[1]。

分散Gitホスティングを支えるEntireDB

Entireは10月27日、リポジトリの保存とGitの読み書きを処理するEntireDBの設計を解説した。同社は、多数のエージェントがリポジトリをcloneするなどして、読み取り要求が元の保存先に集中することを課題に挙げている。EntireDBでは配置先の地域ごとにリポジトリの完全なコピーを置き、それぞれのコピーがcloneやfetchの要求に応答する。これにより、読み取り要求が一つの保存先に集中するのを避けられるという。

各地域では、PostgreSQLデータベースと複数のストレージノード(以下、ノード)をまとめたcellという単位でリポジトリを管理する。リポジトリごとに、同じcell内の複数のノードを保存先として割り当てる。ファイル内容やコミットなどを記録するGitオブジェクトは、それらのノードに複製して保存する。Gitオブジェクトは作成後に内容が変わらないため、複数ノードで並行して受け取れる。一方、更新されるブランチやタグの参照先はPostgreSQLで管理し、同じブランチなどへの更新が重なった場合は順番に処理する。

pushでは、クライアントがGitオブジェクトをまとめたデータを送信し、受け取ったノードが、同じリポジトリを保存する他のノードにも並行して転送する。そして、データを検証・永続保存してから、ブランチなどの参照先を更新する[2]。読み取りでは、応答するノードに必要なデータがなくても、同じcell内でそのリポジトリを保存する別のノードから取得できる。このため、リポジトリの保存先となるすべてのノードへの複製が終わるまで、読み取りを待たせる必要はない。

他地域にもリポジトリを複製する場合は、cell同士でデータを同期する。ただし、書き込みを確定する場所はリポジトリごとに一つに決めている。Entireで直接ホストするリポジトリでは、その場所をhome cellと呼び、他地域で受けたpushもそこへ転送する。各地域のコピーから読み取れる一方、home cellで確定した変更が他地域のコピーに反映されるまでには遅れが生じることがある。

同社はEntireDB自体も、今後数か月以内にオープンソース化する予定としている。

Trailsでレビュー結果とマージ条件をまとめる

コードレビューでは、プルリクエストに代わる仕組みとしてTrailを導入している。一つのTrailに、作業の目的、コード変更、エージェントのセッション、レビュー結果をまとめられ、同じ作業に関わる複数リポジトリの変更も扱える。レビュー用エージェントの利用は任意で、人が差分を確認して承認・マージすることもできる。

レビュー用エージェントを有効にすると、Trailへのpushをきっかけに、コード品質やセキュリティーなどを自動で評価できる。この評価には、AIモデルの使用量に応じて料金がかかる。評価項目はカスタマイズでき、結果にはスコアと理由、個別の指摘が示される。開発者はその指摘をコーディングエージェントに渡し、修正と再レビューを繰り返せる。画面には今回と過去5回の評価結果が並び、開発者は評価の推移や未解決の指摘を踏まえてマージの可否を判断できる。マージ条件を管理するGatesという機能では、指摘の解決、人による承認、CIの成功などを条件に設定できる。

CI連携はBuildkiteとDepotに対応し、パブリックプレビューで提供している。両サービスにはGitHub Actionsの既存ワークフローを変換・移行する仕組みもある。連携を設定したリポジトリにpushすると、CIサービスがビルドやテストを実行し、結果をTrailに返す。CIの利用には、各CIサービスの料金体系が適用される。

以前のセッションの情報を活かすContinuous Memory

Continuous Memoryでは、新しいセッションのAIエージェントが、以前のセッションで実装を選んだ理由や試した方法を検索・参照し、その経緯を踏まえて作業を進められる。

この機能には、entire-graphとentire-brainを組み合わせて使う。entire-graphがコード内の定義や呼び出し関係を整理し、entire-brainがEntire CLIでGit履歴に記録したセッションをその構造と結び付ける。たとえば、開発中のソフトウェアで、失敗したリクエストを再試行する方法を見直す際に、以前のセッションで決めた再試行の方針を探し、その経緯を踏まえてコードを変更できる。

entire-graphとentire-brainはオープンソースで、ローカルでの利用を基本としている。entire-brainに記録した知識や判断も、初期状態では手元のマシンに保存される。チームで共有する場合は、Entire上のリポジトリに接続して同期を有効にする。接続時に一度同期した後は、バックグラウンドで同期が続き、各自のマシンに蓄積した知識や判断を共有できる。

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gihyo.jp